【SANZON】のデザインも元となった妙高三尊像について少し話をいたします。
古来より妙高市にある関山神社と長野市にある善光寺は深いつながりがあると言われています。関山神社に奉られている阿弥陀三尊像は善光寺如来の姿を模したもので、平安時代末期の武将、木曽義仲が1181年(治承5年)に妙高山頂の阿弥陀堂に奉納したとの伝承があります。阿弥陀三尊像は「妙高山如来」とも呼ばれ、年に一度の信仰登山のときにのみ参拝できたと言われています。 SANZONにデザインされている阿弥陀三尊像は江戸時代中期(寛保3年・1743年)にこの信仰登山の守り札として作られたものです。